日中、関係者の案内をいただき挨拶回りをした。久々に運転して頂いたので、道中、溜まっていた仕事が随分と「携帯」で片付きました。また、運転していただいた社長には誠に申し訳ありませんでしたが、体を休めることもできました。
一瞬、うとうととしてしまいました。気づかれずホッとしていると、間も無く目的の会社へ到着しました。構内には出来上がる製品と、組み立て中の製品が所狭しと置いてあり、駐車場確保に手こずったのです。
製品の間を潜り抜け事務所に向かう途中、運転していただいた社長から、「今時、こんなに忙しく仕事をしている会社は無いね~」と羨望とも受け取れる話が出てきた。確かに、今、骨材は上がり、単価は下がる一方であり、よく陳情も受けている。
「県議!、よく見て下さい。この会社の名前。」・・・・一瞬何を言われたのか理解ができ無かった。社長の指さす方向に目をやっても、会社の名前が書いてあるだけで何の事だか分からなかったら、「鉄でなくて鐵である。」と言うのです。
「鉄でなく鐵である。」とは、つまり、「鉄は、金ヘンに失うと書く、金を失うでは、金が貯まるはずないよ!」と語気を強め「鉄でなく鐵であり、王の付く鐵でなければだめ」と名前にあやかりたい心境を吐露し、県内経済環境の回復を訴えられた。
コンクリートから人へ!。決まらない、進まない!国民の苛立ちは頂点に達している。何とかしなければと思い、訪問先の会社の社長に、「前橋、群馬の躍進のために働きます。」「はばたく県政の推進役として働いて参ります。」と頭を下げた。